バンクーバーでのホームステイ3カ月実体験|大人留学&ワーホリ in カナダ

留学・ワーホリ
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「ホームステイは子供や学生がするもの」と考えてる方もいらっしゃいますが、実際は、社会人経験のある多くの大人もホームステイを経験しています☆

身内や知り合いが居る場合はその方の家にお世話になることも出来ますが、私がバンクーバー生活3年間で出会った人達の中でそのケースはたった一人でした。シェアハウスで一緒になった女の子でおばあさんのお宅に初めはお世話になったそうです(^^)

生活リズムを整える上でもホームステイはおススメです!

この記事では私のホームステイ体験を述べながら、友人達のケースも例に入れて紹介していきます!

以下に当てはまる方は、最後まで是非お読み頂けると嬉しいです☆

これから海外生活を始めようと考えている
ホームステイをしたらどんな感じなんだろう?と思っている方
実際の英語のやりとりはどんな感じなのか?と思っている方

ホームステイ先の決定方法

留学エージェント・学校を利用する

日本国内留学エージェントとのカウンセリングでご自身の希望を伝えるパターン」現地エージェント・学校に希望を伝えるパターン」の2つが主流です。私は後者でした。

カウンセリング時に、ホームステイ先の写真を見ながら決めれるのではなく、あくまでも希望をカウンセラーさんに伝えるだけです。そして「必ずしも希望に沿えることは出来ません。」と決まって釘を刺されます(^-^;

希望を聞くのは、「動物アレルギーがないか」「子供が居ても良いのか、ダメなのか」「食べ物アレルギーはないか」「言語の問題はないか」などをポイントにしているからのようです

カナダ=バンクーバー
=カナディアンの家庭!

と思っていたら、7割ぐらいの確立で違います。

・バンクーバーは多国籍都市のため、移民者がもともと多い
・ホームステイ+自身の仕事で家計を支えている家庭が多く、アジア系、特にフィリピン系の家庭が多い

上記のことが理由で、少数の留学生・ワーホリ生がカナディアン家庭に当たります。

実際のホームステイ Life

私のホストファミリーは一軒家で4人家族、ペット無しのご家庭☆

とても優しそうな、ふくよかな安心感のあるフィリピン人のパパ・ママでした(^^)子供達は高校生の姉&中学生の弟で、カナダ国籍です。

空港についてから

初めてのカナダ入国。空港で緊張しつつ担当スタッフさんと合流し、そこへ迎えに来てくれていたパパ・ママと初対面!

挨拶を交わし、その車で家まで向かいました。車内では自己紹介や簡単なやりとりをしてお互いのことを知ろうとしました。

家に着くと、部屋の案内やルールを説明してくれました。夜、落ち着いてから日本からのお土産を渡しました♪

全て英語でしたが、英会話に通っていたおかげ&易しい英語で話してくれ内容を自分で理解することが出来ました。その際にも、担当者さんがずっと付いてくれていました。

その後、担当者さんにバスの乗り方、外で気を付けること、電車の乗り方、ダウンタウンの歩き方などを教わりつつエージェントに向かいました。

そして、学校見学の話などを済ませ、帰りは一人で帰宅!初めてのバス、緊張しました. . .

ホームステイの中身

●ホームステイ生は私だけでなく、他に3人の韓国人が生活していました。みんなホームステイ生☆

生徒用の部屋は5つもある2階建ての一軒家のお宅でした!

2階部分について

奥に家族4人の部屋があり、生徒用の部屋が階段登った手前に2つあります。
メインキッチン、ダイニング・リビング、生徒も使うバス・トイレがあります。

1階部分について
3部屋生徒用の部屋があり、生徒用ミニキッチン、生徒用ダイニング・リビング、生徒用バス・トイレがあります。他に洗濯機などもあります。

3食付きのプランで月にカナダドル$780でした。(今考えても、有難い金額でした。その理由は以下にて. . . )

朝は、1階の冷蔵庫に入っている物なら何でも食べてよく、主にシリアルかトーストを食べていました。

昼は、学校にすぐ通い出したのでランチを作ってくれました。しかも、「Bento Box か Sandwich かどっちがいい?」と選ばせてくれました。初めサンドイッチにして、量が足りなく、弁当にしましたが、多すぎて(笑)、サンドイッチに戻しました。フルーツとジュースも付けてくれていました。

夜は、作っておいてくれた物を子供達が時間になると1階に運んでくれ、お腹いっぱいになる量を毎回頂いていました。しかし、何故か数時間で小腹が好き、シリアルをよくつまみ食いしてブクブク太りました。フィリピン料理は食欲増進効果があるのでしょうか. . . 

●時差ボケがあるので、数日間は夕食の頃に眠気と戦いながらの食事でした。

●韓国人生にも夕食時に会うことが出来、少しづつ距離が近くなっていきました。分からないことは何でも教えてくれました♪1月後にもう一人韓国人が増えて、皆いい人で、家族みたいな存在でした!ちなみに全員年上で、兄・姉の存在でした。1月毎に入れ替わりがありました。後半は年下の韓国人の子たちで、おちゃめでした☆今でもFacebookでやり取りを交わすことがあるので、貴重な出会いでした。

●掃除について
自分が気になって、部屋の床や棚を拭く以外は、全く掃除の必要がありませんでした。ママが週末に全部屋・バスルームを掃除してくれます。

●洗濯について
こちらも同様で、決められた曜日に出して、ママや兄弟が洗濯してくれます。機械を壊されてはという考えもあるのでしょうが、至れり尽くせりでした。

●入口について
ホームステイ生は表から敷地に入り、裏口扉を使っての出入りをしていました。

●家族との交流について
共働きで、十代の子供達の家庭なので、平日の会話はほとんどありません。出会った時に「今帰ったの?」「お仕事は何時からしているの?」「掃除手伝うよ~」等ぐらい。また、今までのホームステイ生の話など教えてくれました。

今覚えば、もっと話の話題を広げることが出来たらよかったな!英語力の限界でした(^-^;

親戚と集まっての裏庭バーベキューに呼んでくれたり、日曜はチャーチでお祈りをされるので、2回体験をさせてくれたりしました。それ以外はホームステイ生や、学校やエージェントで出会ったメンバーと時間を過ごすことが多かったです。

ホームステイ中にママに相談したこと

美味しいご飯を毎度食べされてくれ、
週末ランチでは、フィリピン料理だけでなく、韓国料理や日本食、ホットドック等も用意してくれる優しいママ。日本食でソバを出してくれた時は、「どう?味は日本に近いかな?You miss Japanese food?」等と気にかけてくれ、韓国=キムチなので、手作りキムチを漬けて持ってきてくれ食べさせてくれたりしました。

そんなママに、ご飯の相談をする時がありました。

毎晩のおかずの味付けがどうしても私達ホームステイ生には濃く、胃もたれも続いたので、生徒同士で相談を何度か交わし、一番英語の得意なお医者さんのお姉さんが、心臓が強くないメンバーを心配して、味付けを薄めにお願いできないかと相談してくれました☆

そこから、数日間、ばっちしな薄さで出してくれました!が、また最終的には戻りました(笑)でも、ママに感謝です!

[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]相談をもちかけるのは勇気が要りますが、同じホームステイメンバーがいると心強いですね![/word_balloon]

3か月後の退居

ママに気に入ってもらえ、「退居せずに延長したら~?」と何度か提案もして頂きましたが、シェアハウス生活を決意していたのでお世話になった家を出ました。

退居の前月に「出ますよ」Noticeを出します。

ホームステイの良し悪し

  1. 現地家庭の雰囲気を経験できる。その半面、生活スタイルが合わないとしんどい
  2. 食事付き・無し、2食付きプランなど選べることがある。料金はエージェントによってマチマチ。
  3. 家の造り(例えば、シャワーの浴びる音、水が配管を流れる音など)で、気になっても受け入れるか、出ていくしかない
    私のホームステイメイトはそれが理由で退居しました。
  4. ファミリーによって、一緒に食事をする家庭や、私の所のように別々のところがあり、どんな家庭なのかは出会ってから分かる
  5. 毎日、話をしっかりできる家庭に出会える確率は意外と低いかも。何故なら共働き家庭が多いため。幼児が居たりすると遊んだりしてまた違うかもしれません!

友人達の例

中華系家族のホームステイ先
料理が美味しく、多少はしゃべるけどべったりではないスタイル。優しい家庭。

カナディアン家族のホームステイ先
学校から距離は離れているけど、ステーキやポテトが出てきたりして、The外国なイメージの食事の家庭。小さい子供が居てよく遊んだりしていた。

カナディアンおばあさんのホームステイ先
門限が厳しく、部屋のドアも開けていなければいけない。セロリジュース・生のブロッコリー・パン等の食事で、御馳走は冷凍のポットパイ。

宗教色が濃い家庭のホームステイ
食事が豪華で、いい人達だったけど、だんだんと家庭の雰囲気が変わり、制限が多くなり、エージェントに相談し夜逃げして退居するという結果。

最後に

ホームステイ期間は留学期間にもよりますが、平均で3カ月で退居する人が多かったです。ずっと住んでいる人ももちろん居ましたよ♪

現地の流れを掴み、生活を落ち着けるために最低1月はホームステイや知り合いの家にお世話になることがオススメです!

以上です☆
この記事を読んで、少しでもイメージが湧いたり、役に立てれば幸いです!

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