このページではビザを持ってアメリカ入国した時の様子を中心に記載しています。
筆者の私はカリフォルニア州サンフランシスコ空港から入国しましたので、その時の経験をベースにしています。
ビザ申請からの歩み
ビザ申請から大使館面接を終えビザを添付されたパスポートを受け取るまで最低でも数カ月がかかりました。勤務先や弁護士さんのヘルプがあってその期間で無事に事が進みほっと一息!少なくとも私はそうでした!
何故なら、
- 再申請をしなくてよい(更なる労力と費用が要らない!)
- やっと渡航に向けた引っ越しやパッキング準備が進めれる
- 自分の勤務先に正式決定の報告が出来る&円満退職(退職する手続きは事前に完了済み)
一方で「好きだった仕事を完全に辞めること」・「大切な家族と友人と離れ離れになること」両方を一気に経験することになるので切ない思いにもなりました。
しかーし!人生何度かは大きく転機がやってくるもの。新たなことをどんどん受け入れよう!の精神で渡米に向け着々と準備を進めました。その中で駐在員・その同行家族の方なら不安になるだろうと思うことがいくつかあったので記載します。
渡米準備に入ってから
直前の不安点 -1 英語でのやりとり
ビザ面接で日本語で対応してくれた親切な大使館・領事館のスタッフの方々。空港でもできれば同じメンバーで対応してもらいたい. . .と願うものですが、当然アメリカ入国当日は異なる雰囲気の中で初めて会う職員の方から質問を受けます。
入国審査を待つ間は独特の空気が流れていて、質問する審査官はアメリカ人で普通のスピードで話しかけられます。
怪訝そうな顔で話しかける人、柔らかい雰囲気の人、当日その時にならないと分からないし選べません。
家族数人で入国だとまだ心強いですが、一人で入国だと自分自身がしっかりしなければ事が進みません。
色々考えると不安になりがちですが、ビザ面接向けに練習したことが空港でもよく聞かれます。つまり、英語が得意な方は特に何も考えず、学習中の方は練習したことを復習すればスムーズに質問の受け答えがしやすくなります。
質問などを英語で記載した記事は下記リンクから是非確認してください☆
➡ 空港の入国審査で聞かれそうなこと
練習すればするほど、気持ちを落ち着けて心配事も減りますね!!
直前の不安点 -2 ESTA申請が必要では?
通常アメリカに旅行で向かう際はビザ申請が不要な代わりに、電子渡航認証システムであるESTAへの登録が必ず必要です。今回のケースではL-2ビザで(L-1ビザを持っている人の同行家族として)、要は駐在員の家族としてビザを使用してアメリカに入国するので旅行目的の入国ではありません。よって、ESTA登録は必要ありません。
規定などの詳しい情報は、公式ホームページをチェックしましょう!
エスタオンラインセンター
アメリカ国土安全保障省の公式ウェブサイト ←英語のページですが言語切り替えで日本語にできますよ!
ESTA(エスタ)申請|在日米国大使館・領事館
色々と確認しても私はまだ不安でした。「エスタしてないから入国できません。」「日本に帰りなさい。」「出国できません。」「飛行機の時間に間に合いません。」「飛行機キャンセル料全額かかります。」など色々出発できるまで心配無用なのに心配していました。
そんな気持ちを抱えた方へ:日本から無事に出国できましたよ!パスポートに張り付けられているビザのページを確認されると日本も乗り継ぎで利用した韓国も通過できました!
直前の不安点 -3 荷物検査など厳しくないか
引っ越し便を利用している場合はその荷物の内容も聞かれないか、別室でスーツケースの中身を全部チェックされないか、など気になる点がいくつか思い浮かびます。
●引っ越し便を使っている場合
私のケースですが、特に何も質問されませんでした。なので余計な話もしませんでした。
●別室に連れていかれないか
怪しいと思われたら連れて行かれると思います。虚偽はせずに正直にいることがベストですね!
飛行機内で配られる入国審査カードの質問事項に「食物の持ち込みはありますか? Yes/No」という項目があります。
Noに印を入れると食べ物の内容を聞かれずスーッと通過することが出来ることもありますが、いざ持っていると分かるとウソとついたと質問内容がより厳しくなっていくことも。当たり前のことだとは思いますが何か持っているならYesにしておくほう良いです。
私の場合は入国審査の時に質問され、その後の手荷物受取所ではスーツケースを取ってそのまま出口へすぐに出れました。荷物チェックはそこまで厳しくないなと感じましたが空港や状況によって異なるのかもしれません。
余談ですが、留学時代にカナダから日本へ一時帰国した際は、母国に帰ってきているのに税関でスーツケースの中身を開けてチェックされました。
2個のスーツケースの中身お土産のメープルシロップを15本ほど詰め重たかったからもしれません(笑)また、親が遊びにカナダに来てくれた時にも家で親のスーツケースを開けると、中身をチェックしましたという内容の紙が入っていました。特に没収されたものはありませんでしたが、チェック本当に入るのね!と印象に残っています。
入国当日の流れ
● サンフランシスコ空港に到着➡歩く、歩く、まだ歩く。出口まで広かった。➡入国審査所へ到着
キオスクという機械を使い入国するグループと、審査官にスタンプを押してもらうグループの枠で分かれます。
ビザ入国なので、審査官に見てもらう必要があります。なので、VISA入国のラインに並びます。それはそれは長い行列でした。
同じようにして入国される方には早歩きして前の方に並ぶことをおススメします。
様々な国の方が待っていて、家族は一人ずつでなくまとめて審査に進んでいました。
自分の番が来て、審査を受け無事に合格しました。
私の審査官からは、何故来たのか・夫の会社・夫の役職など質問されました。
● 手荷物受取所へ向かう➡EXIT(出口)へ向かう➡アメリカに入ったぁ~!と実感
ネットに繋がる場所で弁護士さんに入国報告とパスポートのスタンプと記載内容を送る。
弁護士さんとのやり取りもこれで一旦は完結!
L-2ビザでの入国はこのような感じです。夫が所持しているL-1ビザだと、もっと細かい質問がされるようですよ!
私は同行家族というビザ枠があって助かった。。。
夫の励ましもあり不安な中でも無事にアメリカに来れました。また、知らない単語覚えるまで練習したことも役立ちました。
これから同じビザで入国される方、似たような状況の方にもこのページが少しでも役立ちますように!
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